環境学習environment
第12回 川の環境学習「逢妻川のすべて」
6月18日(火)刈谷市立富士松南小学校の児童の皆さんと「第12回 川の環境学習 逢妻川のすべて」をおこないました。
今回は新入社員8名と今回初めて愛知教育大学理科教育講座大鹿教授にお力添えをいただき、小学校や中学校の先生を目指しています学生9名がスタッフとして子供たちに水質検査や川の調査の指導をしていただきました。スタッフを1人~2人で1チーム約10人の子供たちに、パックテスト、透視度、におい、川の流れの速さ、温度を測定し、その後にはお楽しみの川に入っての生き物調査とごみ拾いの調査と安全の確保をお願いしました。
子供たちは川が楽しく夢中になりすぎてしまい、終了の合図をしてもなかなか川から出てきません。スタッフが誘導してやっと川から出ることができました。
一見ごみのない川と思われましたが、川の中からたくさんのゴミが出てきました。
大人のゴミと子供のゴミに分別しました。今年も大人のゴミが圧倒的に多いです。
子供たちは、ごみを見て、たくさんのことを感じていました。
「大人になったら、ゴミのある川にしたくないから捨てない」
「子どもは大人に叱られるから、子どものゴミは少ない」
「川がこんなに汚れているのは嫌だと思った」
「自然を大切にして生き物がもっと増えてほしい」
「公園化するとゴミが増えるのに驚いた」
「公園でバーベキューは楽しいけれどゴミは捨てなければいい」
などの意見がでました。
この大人のゴミを見た「感性」を、二十歳の成人まであと10年の1/2大人の子どもたちが本当の大人になっても忘れないでいてほしいです。