環境学習environment
水槽展示、カワバタモロコからニホンウナギへ バトンタッチ!
7月に今年の川の環境学習が終わったことをきっかけに、
角文本社1階ロビーの水槽展示がカワバタモロコ・メダカからニホンウナギへと変わりました!
ニホンウナギは、カワバタモロコ・メダカ同様に環境省が指定する絶滅危惧種であるとともに
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにも登録されている国際的にも希少性の高いウナギです。
今回の展示は、希少種に興味を持ち自然の大切さを知り、
自然環境を維持するために今私たちに何が出来るのか考える展示の第2弾となります。
展示されているニホンウナギは、2年前の「川の環境学習」にて富士松小学校の児童が
逢妻川で見つけた天然のニホンウナギです。
環境を考えるきっかけとして地域の人に見てもらおうと、ホタルの幼虫たちがいるホタル小屋内の水槽で暮らしていました。
見つけた時は15cmほどでしたが、この2年で30cmに成長しました。
本来ならばもっと大きくなるそうですが、水槽の狭い空間の中ではこの程度までの成長が限界だと、神谷さんが教えてくださいました。
エサは、より自然に近い形での飼育を心掛けているため
逢妻川に生息するウナギが川で食べている小魚(カダヤシ)を与えています。
エサはいつも神谷さんが用意してくれます。
ニホンウナギが砂利の中から頭を出していたところにエサを水槽へ投入。
するとウナギはすぐさま砂利の中から飛び出し、四方八方に元気に泳ぎ食べ始めました。
弱肉強食の世界を間近で見ました。
夜行性のため日中は筒の中や砂利の中に入っておとなしくしていると思いますが、本社近くにお越しの際は、お気軽にウナギを見に来てください♪(平日8時~17時<土日祝および8月11日(木)~15日(月)は休み>)