環境学習environment

特定外来生物「カダヤシ」の展示開始!

ニホンウナギに代わり、角文本社玄関前にてカダヤシの展示を始めました!

本社1階玄関前

ニホンウナギの水槽がなくなったとき、心配して声をかけてくださった方が多く、
ウナギの人気を改めて感じました。現在ホタル小屋でちゃんと飼育されています。

 

ニホンウナギ同様、カダヤシの展示も環境活動の一環となります。
カダヤシが『特定外来生物』であること、またカダヤシによる影響がどのようなものであるかを周知する目的で、説明文を掲載したパネルも一緒に展示しています。

展示パネル

 

さらに今回はメダカも展示しています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、メダカとカダヤシはとてもよく似ており、
しっかり観察しないと区別ができません。そこで見た目の違いも知ってもらうため、比較できるようにメダカの水槽を隣に並べています。

 

メダカとカダヤシの水槽

 

また、カダヤシの水槽の前に許可証を掲示しています。

許可証

実はカダヤシの展示には環境省への申請が必要なのです。
巷で簡単に見つけることのできるカダヤシですが、『特定外来生物』のため
生態系等に係る被害防止の観点から展示(飼養)方法や運搬方法の申請することが求められています。

刈谷市に協力いただき、中部地方環境事務局(環境省)の許可を得て現在の展示に至っています。

 

「特定外来生物」の展示は愛知県内でもほとんど事例なく、角文としても初めての試みとなっています。
本社を訪れた人がカダヤシについて知ることで「特定外来生物」の影響や対応などを通し、
共存と地域の生態系を守っていくことについて考えるきっかけとなればうれしいです。

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