環境学習environment
第9回 環境学習「逢妻川のすべて」
7月4日(月)に逢妻川において、富士松南小学校の環境学習の一環として4年生児童とともに逢妻川の調査を行いました。
内容は恒例の逢妻川の「水質調査」「生物調査」「逢妻川の現状」を主な項目として学習をしました。
1クラス3つのグループに分かれ、角文の社員が1名ずつ付添って補助をしました。
■水質調査
川が温度やキレイさを調べます。
ひとりずつ測定。全体平均は27℃でした。
次は、透視度計をみんなで上からのぞいて透視度を測りました。
こちらの平均が32cm前後でした。
pH(水質イオン濃度)とCOD(化学的酸素要求量)も測りました。
pHは7(中性)でCODは5mg/lという結果のグループが多かったです。
ちゃんと生き物が暮らせる環境でした。(^^)
■生物調査
今回は児童が川に入ることができなかったので、
早めに現地に入ったスタッフが捕まえました。
10分足らずの作業でしたが、成果がこちら
アオガメ、ツチガエルです。他にフナもいました。
さらに愛知県の「愛知県で対策が必要な外来種30」にも登録されているアカミミガメ(写真右)も発見しました。
■逢妻川の現状
まずは川幅をスタッフと先生で測りました。
角文の土木事業部スタッフの目測は34m。
さて答えは…
36mでした!
ニアピン!さすがです\(*^▽^*)/
川の流れも調査。
一人ずつアヒル隊長とストップウォッチを使って測定。
児童たちが入れない川の真ん中は、先生に測っていただきました。
川沿いに比べ早かったので児童は驚き!
このあとは川のゴミ拾い。
川辺から児童がゴミを見つけてスタッフや先生が走ります!
こんなに集まりました。
「こどものゴミ」(写真左)と「大人のゴミ」(写真右)に分けてあります。
明らかなる量の違い・・・。
携帯電話などもありました。
「川を汚くすると川の生き物に迷惑をかけるので、ごみを捨てない大人になる」「子どもを叱る立場の大人の方が、子どもよりゴミを捨てていることに驚いた」など、ハッとさせられる意見もありました。
環境学習を通じて「感じる心」を育てていくこと、また自然の大切さを知り、自然環境を維持するために私たちに何が出来るのかを考える一つのきっかけとなることを願っています。