私の好きな言葉に、松尾芭蕉が俳諧の理念として説いたとされる『不易流行』があります。企業経営に置き換えて言えば、『不易』とは顧客第一や地域密着など企業として変えることのない理念。一方『流行』は時代時代に合わせて、理念を実現するために変化させていかねばならない手法のこと。
時代に流されることなくしっかりとした理念をもちつつ、いち早く新しい技術の導入や新しいビジネスモデルを創り上げていくことが重要になります。その積み重ねが企業の歴史になっていくと考えます。
文政六年(1823年)に創業した角文は、幾多の困難をこの『不易流行』の精神によって乗り越え、お陰様で創業以来200年の長きに亘り事業を継続してくることが出来ました。
今後とも、お客様からそして地域社会から必要とされる企業でありつづけるべく、社員一同『不易流行』の実践をしてまいります。